1986

1986年生まれの筆者が綴る日々のエッセイ。「くだらなー!」と笑ってもらえたら幸いです。

控えめに言ってこの世の地獄

コロナ禍が終息し、ほっとしていた平和な9月。

それはある日突然やってきた。

家族全員インフルエンザ発症。

 

月曜日に長男(小2)が発熱、39℃。

火曜日に末娘(年中クラス)が発熱、39℃。

熱で苦しむ弟妹に対して「好き嫌いばっかりするからでしょ」と高みの見物的態度を取っていた長女(小4)も、水曜日に発熱。39℃。

水曜日の段階で、熱がないのは夫と私の2人だけ。。

いずれ自分達も、とは思いつつ、「ここで大人が倒れるわけにはいかない!」と思い、それぞれすぐに病院に連れて行き、在宅勤務を利用しつつ、子供たちの看護にあたる。

しかし、これは本当の地獄ではなかった。

はっきり言って、ぐったりした子どもを、熱がない大人が看護するなんて、全然地獄ではないのだ。

 

本当の地獄はここからだ。

木曜日、夫が発熱。40℃。私も発熱、39℃。

そして‥恐ろしいことに(有難いことに)、長男と末娘が熱が下がり、元気になってしまった‥!!

40℃の熱がある主人に比べたら、38℃の熱の私の方が、比較的健康な気がしてしまって(冷静に考えたら38℃ある時点で「健康」から遠くかけ離れた場所にいる)、38℃の私が子供たちの食事を作り、投薬し、静かにしているよう言い付け、(小2男子と年中の娘が聞くわけがない)彼らの世話をするという、これが本当の地獄だ。

 

死ぬかと思った。

「好き」のチカラが奇跡を起こす

タイトルからしてスピリチュアルというかヒロイン的なのですが、事実だと思うんですよね。

 

何を隠そう、私はセーラームーンのファン歴30年以上です。アラウンド1986年生まれの方の中には顎がもげそうなくらい同意してくださる方も多いのではないでしょうか。

30年以上、「これが好き!」という強い気持ちをキープできてるものは、そう多くありません。セーラームーンと、猫と、チョコレートと、あとはハムくらいですね。(結構あった)

 

付き合って15年、結婚してから11年目になる旦那ですら、30年「好き!」という熱い気持ちをキープできるかどうか…。おっと、これ以上書くと誰も幸せにならないのでこの件については以上です。

あっ、サーモスのマグなら90℃のアツアツを8時間キープできるようですよ。(だから何ー!!)

 

30年前、私はセーラームーンに出会った時から、ずっと大好きですが、30年前のいたいけな私には、いかんせん経済力がなかった。セーラームーングッズが欲しくても、誕生日かクリスマスか、それでなければ甘い祖父母にねだるしか手段がなかった。(祖父母に無心する孫)

 

でも30年後の私は違う!私は経済力を手に入れた!(※30年前の自分と比べて。現在のビルゲイツ氏と比較しないでください。)

 

西にセーラームーングッズがあれば速攻でポチり、東でセーラームーンのイルミネーションがあれば、入念な感染対策をした上で馳せ参ず。

台湾でICカード搭載のムーンスティックが発売されたら、ツイッターで需要を表明する。お願いプレミアムバンダイさん。

 

私同様、30年前は経済的に無力だった私が、30年経って、それでも「好き」!という熱い思いを抱き続けていたら、奇跡が起こりました。

 

セーラームーン30周年イベント!(ドンドンパフパフ)

私一人の、30年分の「好き!」だけでは、決して実現しなかったと思います。

私以外にも、たくさんの人が、それぞれに「セーラームーンが大好き」という気持ちを、30年間抱き続けて、商業ベースに乗るほどにはお金を使ったから(ここが重要ですよね!だってもう私達は経済的に無力な5歳児じゃないから。セーラームーングッズに費やすために、妖魔よりも理不尽な社会と戦って、お金を生み出せるほどには強く成長したのだから)だからここまで息の長いコンテンツになったのでしょう。

 

私1人の「セーラームーンが大好き!」の力では、きっとこうはならなかった。

日本を超えて、世界中から、「セーラームーンが大好き!」の気持ちが、30年分集まったから、セーラームーン30周年イベントという奇跡が起きた…。とか考えてると、もう…胸熱。

最近涙もろくて。

 

ありがとう全ての運営関係者の皆様。

そしてリスペクト武内直子先生。

散財する準備はできてます。

世界一役に立たない自己紹介

「仕事上必要な情報が全くない」、「世界一役に立たない」など、多くの方からご好評頂いている私の自己紹介を、こちらにも載せておきますね。

これさえ読めば、私が一体どういう人間か、さっぱりわからないことには自信があります。

 

生まれた年:1986年

進撃の巨人の作者の諫山創先生と同い年です。同い年であんな物語考えつくとかすごすぎん?

 

好きなプリンのタイプ:固め

★流行りすたりでなく、ずっと固めのプリンが好き。

 

好きなチョコレートの種類:ルビーチョコレート

★酸っぱいチョコレートが全て好き。

 

ストレス解消法:愛猫をモフモフする

★そのうち猫ハラ(猫に対するハラスメント行為)で訴えられそう。

 

好きな小説:「こんなにも優しい、世界の終わりかた」市川 拓司・著

好きな映画:「ラ・ラ・ランド

★どちらもラストまで完璧。

 

人生で一番長く推しているもの:セーラームーン

★原作もアニメも神。

 

推し:セーラーちびムーン

 

好きなFFのシリーズ:Ⅶ・Ⅷ・Ⅸ・Ⅹ

★「わかるー!」という方は勝手に親友認定させて頂きます。悪しからず。

 

スマホで主に行っていること:少女まんがを読んでにしゃにしゃ笑いを浮かべる。

★不審者として通報しないでください。

 

将来の夢:ミニマリスト

★こんまり先生・ゆるりまい先生をリスペクトしている割には、かわいい小物を集めがち。

 

4月とか、仕事のチームが変わるタイミングとか、新しいプロジェクトの立ち上げとかで、自己紹介を求められた時に、こういった話をすると、「そういうことじゃない」って皆に言われます。一体なぜ?

 

 

マイベストお葬式プラン

f:id:dararan1986:20200310165252j:plain

acworksさんによる写真ACからの写真

美人薄命って言うでしょう?それが真実なら、私はあと70年くらいしか生きられないでしょう(しょんぼり)※私の年齢が気になる方はブログのタイトルをご参照ください。

 

遅かれ早かれ私は必ず死ぬので、私のお葬式は、私が生きている間に賑やかにやりたいです。

 

ドレスコード】喪服禁止。女子はめっちゃかわいい格好で来てほしい。メンズはそれなりに気合の入った合コンに参加するときの服でお願いします。お葬式の最後でベストドレッサー賞を発表するので、全員選ばれるつもりの格好で来て下さい。もしドレスコードで迷ったら、「これ筆者と遊ぶ時に着ていくとしたら」で考えてください。それでいいならモンペ(衣服)でもいいんじゃ。それでも迷う場合は、「この服はさすがに浮くでしょ…!」っていう格好でお願いします。私は浮き浮きした君が一番見たい。

 

【音楽】大塚愛ケツメイシ浜崎あゆみほか、90〜00年代の邦楽ヒットチャートを流してください。なんならその場でカラオケしても。

 

私の友達は、全員自慢できるほどいい人達ばかりなので、私のお葬式が、誰かと誰かを繋げる出会いの場になったら最高です。

 

私が以前、友達(♂)に友達(♀)を紹介した時、2人はデートで会話が途切れそうになるたび、私の話で盛り上がっていたそうです。当時は「心底やめてくれよ」と思っていましたが、同時にちょっと嬉しかったんです。

 

それまで出会うことのなかった友達と友達が、共通の友人である私のお葬式で出会って、私の話で爆笑してくれたら、それが私の一番理想のお葬式です。

 

結婚を前提としてお付き合いしたい○○たち

f:id:dararan1986:20200309122622j:plain

ゆずとらりんごさんによる写真ACからの写真

 

 

大学生のころの私の口癖のひとつに「○○と結婚を前提としてお付き合いしたい」というものがあった。

 

○○に入るのは人物名ではない。

その時その時にハマっていた食べ物である。

 

春であれば「練乳がけ苺と結婚を前提としてお付き合いしたい」と言っていたし

夏は「茄子と結婚を前提として(以下略)」と言っていた。

秋は「モンブランケーキと結婚を(以下略)」と言っていたし、

冬は「焼き芋(以下略)」と言っていた。

 

年がら年中何かしらの食べ物にプロポーズしていたのだ。

 

周囲の友人は、「勝手に結婚してろよ」と苦笑いをしつつ、苺や焼き芋の差し入れをしてくれたのだった。

 

恐ろしいことに、大学を卒業してからもう10年以上経つが、未だに上記の中で嫌いになったものがない。

苺も茄子もモンブランも芋も、年を重ねるごとに好きになっていくのだった。

 

時が経つにつれ、愛が冷めるどころか深まっていく。

これが私の理想の結婚である。

 

 

 

プリン元年

f:id:dararan1986:20200306142502j:plain

fuu.さんによる写真ACからの写真

 

 

2011年、私は運命のプリンに出会った。

 

それまでの私は、スイーツと言えばチョコレート・ケーキ・パフェの3種類。

それ以外は雑魚だと思っていた。(土下座して謝れ)

 

そんな私がプリンの美味しさに目覚めたきっかけは、2011年にセブンイレブンプレミアムで売られていた卵プリン。

原材料のトップは卵黄で、しっかり硬くて濃厚なプリンだった。

 

 

 

当時、私は24歳。結婚1年目で、365日のうち500回は夫婦喧嘩をしていた。

 

喧嘩の原因は、

・車の運転

・料理

この2つしかない。

 

よくもまあこのたった2つの議題で500回も喧嘩できたと思う。

そのうち2回は市役所に離婚届を取りに行った。まだ提出はしていない。

 

ともかく喧嘩をするたび、主人がお詫びにコンビニスイーツを買ってきてくれた。

その中で、私は運命のプリンに出会ったのだ。

 

現在は、原材料の配合が変わってしまい、同じものを食べることはできなくなった。

もう500回も夫婦喧嘩する気力は残っていないが、新婚の思い出といえば、あのプリンなのだ。